サムライ魂見せたろか?


by ryouya04

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幸せのカガク。

みんなも悩んでいることだろう就職活動。

分かるよ、オレソノキモチワカルヨ。

そして、ここ一週間で僕は就職活動に対して、誰よりもモチベが低い状態に陥った。病んだ。

家に引きこもっていると、神のお告げを聞いた。

『モチベをあげるんだもじゃ、みんなのモチベをあげるんだもじゃ』

それは僕に与えられた使命。今までの人生の中で僕が他人の役に立ったことはまずない。

そう、これは僕に与えられた使命。

まずは、ターゲットを探す。

ニガーカズを発見。

しかし、神が言う。

『そいつではないもじゃ、やめときなはれもじゃ』

神のお告げを信じ、カズのリクナビに2,3ブックマークをそっと増やしておいとくだけにとどめた。

これで神も喜びになる。

次なるターゲット、

チョヌン、韓国生まれ、温室育ちのキムコータくん。

彼も、やはり就職活動に対してセンシティブになっているもようで、白ソックスと白パッチは欠かせないご様子。

次なるターゲットはキムコータに決まった。

九州を愛する関西からの刺客カッカ、アンチ福岡キムチ伝道師コータ、僕の3人で就職活動懇親会は開かれた@亀ジョイ。


『オレは、世間を動かしたい。』

『フリーターってエントリーいる?』

『チョヌン、キムチクッパチュセヨ』


歯に衣着せぬ男達の情熱的な言葉が亀ジョイの空間に飛び交う。


ディスカッションは熱を帯びる。

そしてカッカの恋愛話でディスカッションの熱は最高潮に達する。


ディスカッションは終了した。



帰り際にコータが言った。

『今日ここ来てモチベ上がったハムニダ。今からリクナビ開いてエントリーすんねんぞイッソヨ』

どうやらコータのモチベを上げることにも成功したようだ。

ひとは僕をこう呼ぶ。

就職活動の放火魔。

あちこちで就活に対するハートに火をつけていく。

そして、その火付け役自身が、他の誰よりも、ハートに火をつけて欲しいと願っていることを誰も知らない。


次なるターゲットはあなたかもしれませんよ。


Choose entry!!
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by ryouya04 | 2007-01-27 00:27
僕はろくでもない大人になれそうだ。

今年の正月に僕のがばいばぁちゃんが亡くなった。

ばぁちゃんは末期の癌で手術もできないことからカトリック系のホスピスに入院していた。

そのばぁちゃんの容態が年末に悪化し、僕も急いで熊本へ帰った。

病院に着くと親族が集まっていた。

カトリックの看護婦が言った。

『目は瞑っておられますが、皆様方の声はちゃんと聞こえておられます。耳元で励ましてあげてください。』

その言葉を聞いてから親父がみんなに尋ねた。

『葬式は玉泉院でよかか?近いし』

しかも、ばぁちゃんの枕元でだ。

親父が看護婦に尋ねる。

『あとどれくらいだ?』

『神のみぞ知っておられます』

……、


『…、あとどれくらいだ?』

『神のみぞ知っておられます』

ついに親父は『神なんかしらねぇよ』と言い放った。

さすがのイエスキリストも信仰心のないものにはただの髭の外人にしか過ぎない。

そして、いよいよばぁちゃんがやばいということで親父は沖縄に住む兄を呼び寄せるため電話を掛ける。

現在の時刻午前12時

明日の朝一番の飛行機で来ても、到着は昼の11時になるという。

電話を切ったあと、親父は、ばぁちゃんの耳元で『あした、まさあきも来るから、それまでがんばれよ、あと10時間がんばれよ。』

あれ?その場にいた誰も気付かなかったが、僕は気付いた。

ん?今12時だろ?到着11時だろ?

ん?10時間?

足りません。

惜しい。

惜しいけど足りません。

そこハードル下げても無意味だよ。


そして、次の日の11時過ぎ、親父の兄到着。

ばぁちゃんはちゃんと生きていた。

よかった、間にあって。ほんとうに。


それからばぁちゃんは頑張り、危険な状態のまま年が明けた。

みんなもさすがに疲労困憊という感じだった。

親父とふたりっきりになったとき、親父は僕に言った。

『この分だと、ばぁちゃんもう少し長くかかりそうだから、お前も地元帰ってきて色々あるだろうから、遊びに行っていいぞ、うん、当分ばぁちゃんは大丈夫だ。』

ばぁちゃんはその日に亡くなった。

その日の内に通夜が行われた。もちろん玉泉院で。

通夜の日には、大広間みたいな部屋が与えられ、そこに親族みんなが、ばぁちゃんと共に最後の夜を過ごすのだが、そこでも信じられない光景が。

親父の兄貴である。

親族の人数分の布団を敷いて寝ようとしたのだが、スペースが足りない。

スペースを作らないといけない。

オシムジャパンの精神だ。

確かに、場所を取っていたのは、ばぁちゃんが入っている棺だった。

だけど、それは不必要に動かしたり触れたりしたらいけない神聖なものだと思っていた。

しかし、僕は確かに見たんだ。この細い目でしっかりと。

おじさんが、ばぁちゃんの棺を足で押しのけスペースを作り上げた瞬間を。

ファンキーすぎるぜおじちゃん。

足使うの反則です。


そして、天国に持っていけるようにと棺の中にばぁちゃんが愛用していたものや花を添えるわけだが、そのときもおじさんは、天国にちゃんと入国できるようにと

パスポートを棺の中に入れた。

『天国へのパスポート』だそうだ。

しゃれてんのか、ふざけてんのか分からねぇ。



ろくでもないやつの集団なのか僕の血筋は、どうなってんだ。




火葬場でも、おじさんは暴走していた。

ばぁちゃんをいざ出棺するとき、親族が最後のボタンを押さなければならない。

これは、かなり残酷なことだが、仕方がないことだ。

そして、係員が言った。

『では、ご親族の方が誰か代表されまして、このボタンを押してくだっ…ぽちっ!』

はやっ!

そこ普通は間をとって悲しみにくれる時間のはずだ。

自衛隊上がりのおじさんの行動はかなり迅速だった。

ばぁちゃんの火葬が終了して、

『火葬が終了いたしました』というアナウンスが聞こえたときも

おじさんは言った。

『お、焼き上がったか』

まるでクロワッサンみたいな言い方だ。

『パンみたいだな、わっはは』とおじさんは自分の言った言葉にうけていた。

まわりの親族もうけていた。


やっぱろくでもないやつの集まりだ。この血筋は。

だけど不思議に、居心地は悪くはないのだ。

笑いの多い葬儀だったって、それはばぁちゃんを笑顔で送りだしたいという心境からだろうな。

そうだろう、いやそう信じるしかないよ。

ふざけたことばっかしてるようだけど、ちゃんとみんなばぁちゃんを愛していたよ。




そして一番ろくでもないのは、ばぁちゃんの葬儀を笑いのネタにしてる僕自身だ。

ごめんなさい、おばぁちゃん。

知らない間に僕もろくでもない人間になってました。




ばぁちゃん、天国へは無事に入国できましたか?




Choose Funeral!!
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by ryouya04 | 2007-01-18 01:59