サムライ魂見せたろか?


by ryouya04

胸毛に光る親父のココロ。

うちの家族はホームドラマが好きだ。ホームドラマみたいな家族を演じるのが好きだ。

こっちが恥ずかしくなるくらいに。


先日、別府にいるのが暇すぎて2、3日実家に帰った。

家に帰ると、母ちゃんがカレーを出してくれた。言っとくけど、僕はカレーがそんなに好きじゃない。インド人じゃないからだ。

でも、出してくれたカレーはおいしかった。

『あぁやっぱ実家っていいな。おふくろの味って胃に染み渡るな。それにしても、おいしいカレーだな。インド級だな。どこのカレー粉だろう?』


『ボンカレー。』

お母さん、ナマステ。

しかし、実家に帰っても暇すぎて、地元の友達は就活でいないし、呪文のように

『ヒマやー、ヒマやーおかあさんヒマやー、ボンカレーはないわー』

と叫んでいたら、家族で黒川温泉に行くことになった。

あんまり乗り気ではない僕だったが、親父(由幸55歳)は、朝の6時から車の掃除を始める気合のいれようで、その気持ちに後押しされるがままに、僕も行くことになった。

黒川までの道のりは長い。姉の何とも面白くない結婚話を聞いているとあっという間に黒川に着いた。

黒川に着くと、母(緑52歳)が、『家族風呂に入りましょう』ファンキーな発言。

母ちゃんの醜い全裸…、姉ちゃんの汚い全裸…、父ちゃんの美しい胸毛……

死んでもいやだ。

だいたい家族風呂というものは名ばかりのもので、実はカップルで入ったりするもんだ。

ファミリーレストランにほんとに一家総動員で行くようなもんだ。

僕の中学2年生なみの反抗期ぶりにより、家族風呂の案は無くなった。安心。

ただ、親父と二人で貸切露天に入ることになった。
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お湯につかる。親父との間に会話はない。ほんとに最近、竹中直人に似てきたなぁ。髪のはげ方とか。

そんなことを考えていると親父が突然、


『チェジウは好いとっか?』



自:『すかん』


会話は終了した。

親父は『先に上がるぞ』の言葉もなく、さっさとヒトリ風呂から上がっていった。

親父の機嫌を損ねてしまった。きっと親父(55歳竹中直人似)なりに気をつかってタイムリーな話題を出してきたんだろう。

ごめん、親父。思いやりなくてごめん。

そして、ごめん、チェジウ。ほんとはけっこう好き。(ガッツ風)

風呂から上がると親父がオレに缶ビールを買って待っててくれた。親父は怒ってなんかいない。よかった。


親父は冷えた缶ビールをそっと僕に渡そうとする。


『ほい、飲むか?』


『ビールすかん』


僕はビールが嫌い。ドイツ人じゃないからだ。

僕はお茶が激しく好き。(強気ガッツ風)



帰りの車内で会話が無かったことは言うまでもない。




今日のBGM(峯田サマのパクり)

あなたのやさしさをオレは何に例えよう /エレファントカシマシ


Choose family!!
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by ryouya04 | 2006-03-07 03:23